ハウステンボス（HTB）の商品開発課で、主にお菓子を担当しています。出身は山口県で、就職をきっかけに佐世保に移住しました。家族みんなHTBファンで、幼い頃から毎年訪れていたんですよ。「パレス ハウステンボス」で、お姫様気分でうっとりしながら庭園を駆け回ったり、「チーズワーフ」のチーズフォンデュをおなかいっぱい食べたりするのが鉄板ルートでしたね。
　大学では英語を専攻し、米フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で約半年間のインターンシップを経験しました。働いたのは2千席もあるバーガーショップ。目の回るような忙しさでしたが“世界に通用するサービス”を体感し、お客さま一人一人と向き合う大切さを心に刻みました。
　この経験を生かしたくて、平成31年にHTBに入社し「チーズの城」で2年間勤務しました。看板商品のチーズケーキをより多くのお客さまに手に取っていただけるよう、ディスプレーや接客などを工夫しました。「あなたから買えて良かった」の一言をもらえたときは震えるほどうれしかったです。
　「こんな商品があればいいのにな」とか「お客さまはこんな商品を求めていらっしゃるんだ！」とか、店舗勤務で感じたことは全て現在の商品開発に生かされています。自分だけでなく同僚や上司、社長からの意見も盛り込みながら、アイデアが形になっていくのがとても楽しいです。

　また、たくさんの若者にHTBを楽しんでほしくて社内の「若年層プロジェクト」にも参加しています。週一回の会議でメンバーと企画を練り、イベント「スカイランタン・セレブレーション」を実施しました。SNSなどを通じてうれしい反響もあり、手応えを感じました。
　これからも、多くのお客さまに楽しんでいただけるよう、私の大好きなHTBの新しい魅力を生み出していきたいですね。