国の重要文化的景観
大小17の島々からなる小値賀諸島は、はるか太古の昔、火山の噴火によって形成された火山群島です。小値賀島の地形は、火山により形成された特有の海岸・海底や平坦な地形であるため、古代から人々が住む事が出来たと言われています。遣唐使の時代から、大陸と日本を繋ぐ重要な寄港地として栄え、豊富な海の幸や様々な農作物を作ることができる風土の中で島民たちは自然と共に現代まで生き抜いてきました。
また、本島から東端の2キロ東に位置する野崎島の風景「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」及び「野崎島の集落跡」は、2011年から「小値賀諸島の文化的景観」として国の重要文化的景観に選定されています。