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佐世保市ってどんな街?(佐世保市の歴史)
posted: 2024/11/25
佐世保市
#暮らし情報
佐世保市ってどんな街?(佐世保市の歴史)
佐世保市に人が住み始めた歴史は、福井洞窟(吉井町)から約1万9千年前の炉跡が発見されたことから明らかになります。
また、泉福寺洞窟(瀬戸越)からは約1万5千年前の石器が出土し、1万2千年前の層からは、世界最古の土器「豆粒文土器(とうりゅうもんどき)」が出土しました。
福井洞窟
令和6年10月に「福井洞窟」は国内最古の特別史跡に指定されました。
特別史跡とは、「学術的価値が高く、我が国文化の象徴」となる文化財で、いわゆる「国宝」と同じ価値を持つものです。
豆粒文土器(とうりゅうもんどき)
泉福寺洞窟から出土された「豆粒紋土器(ろうりゅうもんどき)」※国の重要文化財に指定
明治初期までは、人口約4000人の半農半漁の一寒村でしたが、明治22年(1889)に旧海軍の鎮守府が設置されると急速に発展し、明治35年(1902)年に村から一挙に市になりました。
現在も市内のあちらこちらに旧海軍の歴史を見ることができ、同様に鎮守府が置かれた横須賀、呉、舞鶴とともに日本遺産「日本近代化の躍動を体感できるまち」に認定されています。
旧佐世保鎮守府凱旋記念館
旧佐世保鎮守府凱旋記念館(大正12年(1923)建築)第一次大戦に参加した佐世保鎮守府所属の艦艇の功績をたたえ九州・四国各県民の寄附金で建てられました。
旧海軍の様々な行事や式典が執り行われました。
※国の有形文化財に指定
旧佐世保無線電信所(針尾送信所)
旧佐世保無線電信所(針尾送信所)(大正11年(1922))高さ136m、周囲38m、塔の床面積115㎡の無線塔3本が300mの間隔をおいて正三角形に配置されています。
※国の重要文化財に指定
戦後は平和産業港湾都市として発展し、「造船」・「炭鉱」を経て、現在は製造業とともに、県北地域の商業サービス業の中心となっています。
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