業務内容
当社は1946年に佐世保海軍工廠(こうしょう)の施設を継承し、佐世保船舶工業(SSK)として設立。1961年に現在の社名に変更しました。工廠時代から培った伝統と技術力を強みに、船舶の修繕と舶用機械の製造を通して日本の国防、航海の安全並びに世界の海上物流に貢献する事業を展開しています。
修繕船事業は長年にわたって技術、ノウハウを蓄積。計5基の修繕用ドックと総延長約1200メートルの岸壁を活用し、技術、品質、安全面において“日本一の修繕ヤード"を目指しています。海自、米軍基地に隣接する地の利を生かして主力の国内艦艇に加えて、技術難度の高い大型修繕工事、米艦船・保安庁船工事の取組みを強化中です。
機械事業では当社を含め国内で2社しか生産していない舶用クランク軸を主力製品としており、国から特定重要物資として指定されています。今後の新造船用エンジンの需要拡大を捉えて事業拡大・収益安定化を目指しています。
わが社のここがすごい!
●当社には国内最大規模の修繕用大型ドックが2基あり、総延長1200メートルの岸壁含め国内最大級の修繕設備を有しています。
●LNG(液化天然ガス)運搬船のメンブレンタイプ(LNGタンクシステム)のライセンサーであるフランスのGTT社より認定された国内唯一のライセンス保持企業であり、海軍工廠時代から培ってきた高い修繕技術力を有しています。
●機械事業では、国内で2社しか生産しておらず、国から特定重要物資として指定されているクランク軸を主力製品としており、高い技術力と品質を有しています。
●大正2年(1913年)に設置した250トンクレーンは佐世保市のランドマークとしても市民の皆様に親しまれており、ジャイアント・カンチレバー・クレーンという同型のクレーンは国内に数基しか現存していません。
※2024年12月現在。