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[移住者インタビュー]西海時間

人との縁を大切にしながら何気ない幸せを分かち合う西海市

西海市
有吉 常徳さん
profile
自分の生活環境を変える移住には、大きな覚悟が必要だ。その後押しになるのは、豊かな自然かもしれないし、あたたかな人との出会いかもしれないし、愛する猫との生活ということもある。長年埼玉県で暮らしていた有吉常徳さんは、大の猫好き。職場近くの野良猫を地域の人たちと協力して見守る活動を主宰し、外飼いの猫を世話する毎日だった。しかし環境の変化から猫を引き取ることになったものの、都会で複数猫を飼える住まいはごく一部。悩んでいたタイミングで、以前から移住の相談をしていた西海市役所の担当者から空き家物件の案内が届いた。「お話をいただいた時点で、西海市に住むような予感がありました」と有吉さん。知人の誘いで数年前からみかんの収穫の手伝いに西海市を毎年訪れるようになり、西海市の素晴らしい環境をとても気に入っていた。早速現地に足を運び、空き家物件を見た瞬間「予感が確信に変わった」そう。あっという間に引越しを進め、2年前に移住を実現した。
仕事は東京の翻訳会社に所属しながらテレワークで継続し、早朝や休日には趣味の釣りを満喫。地元で知り合った漁師の船に乗せてもらい、本格的な沖釣りをすることもある。「プロの漁師だから、釣れる場所をよくご存知なんですよ。そこで大きい魚が釣れると、日頃よりお世話になっている大家さんや友人にもお裾分け。みんなで喜んで西海の豊かな恵みに感謝する。そうやって幸せをみんなで共有するのが、この地域の暮らし方なんだと思います」。もちろん猫との生活にも満足している有吉さん。日々過ごす中での心の充実感が全く変わったと話します。「移住における不安の一つが、地域の方との人間関係。そういう面での悩みはなく、僕は人の縁にも恵まれています。その縁を大切に広げていくことが、人生の豊かさに繋がると考えています」。猫がきっかけで繋がった人の縁が、有吉さんの新しい生活をさらに充実させてくれる。