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[移住者インタビュー]佐々時間

伸びしろがある佐々町で、地域に根ざしたビジネスを佐々町

佐々町
柔道整復師 「佐々木整骨院」 院長
佐々木 玄さん
profile
福岡から佐々町へIターン
福岡から長崎県佐々町への移住を決意し、整骨院を開業して7年。地域に根ざした医療サービスの提供を行っている「佐々木整骨院」院長の佐々木玄さん。ゆくゆくは佐世保に二店舗目をオープンするという順風な佐々木さんに、移住のきっかけや事業の展開、そして佐々町での暮らしについてお話をうかがいました。

“ブルーオーシャン”でチャンスをつかむ

もともと福岡で整骨院の業務に従事していた佐々木さんは、治療院業界の競争激化を考慮し、地方での独立開業を決意。

移住先には、奥さんの地元が馴染みのある小佐々町であったことや、のどかな環境が3人の子育てに良いと考え、佐々町を選んだといいます。

「事業をするうえで、人口や広さなどちょうど良い規模。当整骨院では、ほぼ実費診療という新しいビジネスモデルを取っているのですが、さまざまな医療サービスを展開することができるため、他との差別化が図れるのではと感じました」。

こうして佐々木さんは、家族とともに佐々町へ移住。夢のマイホームを建て、独立開業のチャレンジに挑みました。

生活しやすく、コミュニティも充実

生活しやすく、コミュニティも充実
移住前から良いイメージを持っていた佐々町ですが、実際に住んでみて実感した魅力があります。

新天地でのビジネスで、まず必要なのは人脈。移住してすぐ佐々木さんが行ったのは、北松佐々町商工会青年部や消防団へ参加することでした。

さまざまな地域活動に関わるなか、経営者の方々と交流する機会も多く、ビジネスの問題解決につながる貴重なアドバイスを得ることができ、優しい地域性を感じたといいます。

また、日常生活面では、大型スーパーや飲食店などの生活インフラが充実していることに加え、クラブ活動などを通じたコミュニティが活発なことも良かったそう。

「福岡ではマンションに住んでいたんですけど、お隣さんの名前を知らないとか、挨拶だけで、その人となりを知ることまではできなかったので」。

さらに公園や運動場、自然も多く、西九州道もつながっているため、お子さんの遊び場やリフレッシュにも困りません。「四季を感じながら、佐々川沿いをウォーキングするのも気持ちがいいです」。

伸びしろがある=衰退していない

伸びしろがある=衰退していない
佐々町での生活について、“ちょうどよい快適さ”があると語ってくれた佐々木さん。「事業をするにおいても伸びしろを感じる」と話すその理由について尋ねました。「子どもと大人が交流できるイベントや場所が多いと思います。特にマルシェも活発で、地域や学校、福祉施設、いろんな店舗が関わって賑やかに行われているのは楽しいと感じました」。続けて、同じ経営者仲間でもある北松佐々町商工会青年部の活動についても「移住者と町民が一緒になって、まちを盛り上げようとアイデアを出し合っている」のだそう。夏の花火大会などの祭りイベントや、コロナ禍には食事宅配サービス「ウーバーイーツ」をもじった「サーザーイーツ」を開始。感染症拡大で客が減少している飲食店に活気を与えました。「佐々町は衰退を感じない。これからもその伸びしろに期待したいです」と佐々木さん。さらなる店舗展開を経て、地域の健康づくりに貢献していきたいと意気込みます。